宮本幾崎

宮本幾崎　[　　－1896]
九代藩主毛利元蕃側室 江戸の人　別名　延　好
老中格　元治元年30石
徳山毛利第十代毛利元功正室寿美子の母
明治29年(1896)11月22日卒 善信院妙寿日法大姉

藩主元蕃の間に子供4人（男子は皆早世）
元蕃長男
①義太郎 弘化4年(1847)5月25日 徳山生
嘉永元年(1848)4月28日卒 圓覚良義 大成寺葬
元蕃二男
②鍋治郎 嘉永2年(1849)6月5日 麻布今井谷邸生
同年(1849)7月24日卒 智泉月鼎 麻布春桃院葬
元蕃三男
③蓉花童子 嘉永3年(1850)8月26日 麻布今井谷邸生
同日卒 麻布春桃院葬
元蕃六女
④毛利寿美子 萬寿姫（初喜知子 幾子 萬寿子）
嘉永5年(1852)10月8日今井谷邸に生れる
明治7年(1874)1月28日毛利元功(1851-1900)と結婚
明治10年(1877)11月30日離婚
明治11年(1878)萩本藩主毛利元徳養女  （元徳は元蕃の弟）
明治20年(1887)9月16日卒 享年36

徳山藩内訌の折、取り調べを受けた正義派井上唯一と河田佳蔵が「俗論政府の大罪五か条」のひとつとして「君の御寵妓幾崎を再び世に出し」と幾崎をして藩主の機嫌を取ったと証言している。

大成寺共同墓地に発見！ 2018年1月素浪人撮影