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殉難150年徳山七士慰霊祭開催

公開日: : 素浪人 混迷の日々

本年は幕末の激動期にあって、正義派の勤皇の志士として活躍しながら、幕府に恭順した俗論派により、尊い命を失った徳山藩士・本城清、江村彦之進、浅見安之丞、児玉次郎彦、信田作太夫、河田佳蔵、井上唯一、いわゆる「徳山七士」の殉難からちょうど150年目の佳節を迎える。

現在、大河ドラマの放映や明治維新150年を目前とする中、幕末期における長州藩の活躍に改めてスポットが当たっているが、維新回天の陰には、徳山七士の活躍と尊い犠牲があったことを忘れてはならない。この節目の年にあたり、徳山七士の慰霊祭を営むことで、現在の徳山の繁栄の礎となった徳山七士の活躍と殉難に思いを馳せるとともに、その歴史を次世代に語り継ぐための慰霊祭が企画された。

殉難七士については、当サイトの「書籍」のコーナーに収められている、吉田紗美子著『沢瀉の紋章の影に』及び『検断小頭国光利兵衛の答弁』に詳しく記されている。

表

慰霊祭チラシ0003

 

 

 

 

Comment

  1. 浅見哲 より:

    一昨日の8月の31日が 児玉次郎彦殉難お旧暦応答日だった。徳山の慰霊祭を企画してくださった方々に厚く感謝。
    周南市美術博物館の展示に間に合うように「浅見安之丞獄中日誌」と「児玉次郎彦の扇の掛軸仕立」を届けます。

  2. 浅見哲 より:

    実行委員の方々のおかげで、祖先達も報われました。これからは、徳山七士は徳山に育つ人達の先達の一例として参考にして欲し そう思い 願っております

    また、関係者を含む徳山の人達のここへのアクセスが 増えますように

    • 素浪人 より:

      遠くから徳山の慰霊祭にご出席され、本当にお疲れ様でした。参加された多くの方から、”本当にいい慰霊祭だった!” ”考えさせられる一日だった!”等々のコメントをいただいています。

  3. 浅見哲 より:

    帰京中 永き夢見し 故郷にて
    殉難七士 弔い終えて

    心ある 庭の草木に 問てきた
    終わった後の 秋のそよ風

  4. 平井正紀 より:

    実行委員の皆様、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。祖父たちから色々聞いてはいましたが、今回、初めてお会いする親戚も多く感動しました。
    一番感動したのは、毛利御当主様が格好良かったこと!
    それから・・・会津の方である安積艮斎先生に注目が集まると嬉しいです。御先祖の清らが門人でした。徳山と会津は仲がよかったのだ、という事も広まると嬉しいですね。

  5. 小原 肇 より:

    あらためて「沢瀉の紋章の影に」読まさせていただきました。非常に感慨深く思いました。TVや小説に出てくる明治維新の志士たちの事は知っていましたが、徳山藩でのこのような事件を故吉田紗美子さんの小説で更に理解が深まりました。七志の方達のご冥福をお祈りします。明治維新に私の先祖たちも関わっているのを知るとなんだか明治維新がより身近に感じられます。
    素浪人様、メールください。

    • 素浪人 素浪人 より:

      小原さん、「沢瀉の紋章の影に」を読んでいただきありがとうございました。

      小原さんは徳山七士殉難の時の家老福間一内のご子孫です。家老福間一内は責任を感じ切腹を望みましたが、当時の九代藩主毛利元蕃が引き留めました。その後、藩是が正義派に傾き、一内はリーダーに返り咲き、徳山藩を立て直しました。

      小原さん、福間家に伝わる話を、是非お聞かせください。
      徳山の礎を築いた毛利徳山藩の先人たち。
      彼らの未来に託した行動を正しく理解し、それらを後世に正しく伝えていく責任が我々にはあると思います。

      浅見さんが提唱されたように、この小さな徳山藩.COMに有志が集まり、発信の場になれば幸いです。

  6. 浅見哲 虎 より:

    150年に参加していた人々と来れなかった人たち、この指の代わりのこの.COM集まれえー

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