鞍掛城まつり
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素浪人 混迷の日々
先週の日曜日、岩国市玖珂町で開催された『鞍掛城まつり』に行ってきた。
第25回を数える。米兵や、ベトナムの人々も参加。屋台の会場は大賑わいであった。
鞍掛城は現在の岩国市玖珂町に築かれた杉氏の居城であった。
戦国時代末期、毛利元就率いる毛利軍が大内氏の家臣杉氏の山城を襲う。その数、七千人。迎え撃つ杉軍は、本丸杉隆康隊に将兵千人、二の丸に隆康の父土佐入道宗珊以下八百人、第三隊は家老柳井若狭守以下四百人、第四隊は侍大将渡辺帯刀以下四百人の総勢二千六百人である。毛利軍は苦戦をするが、最後には杉氏を討ち取り、鞍掛城籠城軍は、壊滅、落城した。その後、廃城となった。
『鞍掛城まつり』はこの時の様子を再現したものである。太鼓隊に先導され町を練り歩く武者行列は圧巻であった。