幼稚園児の七夕飾り
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素浪人 混迷の日々
昭和の時代、徳山駅ビルの青年部が幼稚園児による七夕飾りを徳山駅と駅ビル内に飾ろう!という企画をした。笹は青年部自ら山に取りに行き、幼稚園には七夕飾りのグッズを提供した。トラックで笹を取りに行き、持ち帰り枝を整え、幼稚園に配る。そして、後日、出来上がった七夕飾りをトラックで回収し、徳山駅コンコース、駅ビル店内に飾る。この企画がヒット、徳山の他の商店街が協賛してくれるようになった。徳山の繁華街が七夕飾りで埋まり、幼稚園児の親御さんが我が子の願い事を書いた短冊の前で、記念写真を撮る。そんな風景があちこちで繰り広げられた。何を隠そう、素浪人は当時、駅ビルで働いていた。青春時代である。今は亡き、尊敬する宇山和昭氏のもとで将来を語りあい、一緒に汗を流し、よく働いたものだ。宇山氏は実にアイデアマンであった。行動力あふれていた。そんな昔を突然思い出さされた。
みなみ銀座の文具店に行った。驚いた。幼稚園児の七夕飾りだ。そうか、七夕の季節だ。幼稚園児の七夕飾り、まだ、続いているんだ。嬉しかった!スマフォで思わずシャッターを押した。
しかし、人はいない!木曜日の真昼間の出来事である。日曜日はそれこそこの街に人はいない。店は閉まっている。宅配のトラックが銀座通りをユーターンしている。なんとかしようよ!なんとかしてくれ~!