影向石
遠石八幡宮縁起によれば、推古天皇三十年(西暦六二二年)春の夜、豊前国より宇佐八幡大神が神馬に跨りこの地の磯浜に降臨された。
その時神風静まりて光明と伴に忽然と現れた一つの大石に降り立たれ、
「吾は宇佐八幡大神なり。この地に跡を垂れて国民を守らんため、今ここに顕わる。嗚呼遠し。」と神託された。
八幡宮の創建に由来するこの大石を『影向石』と称し、石上に今猶神馬の蹄跡を残す神岩として、広く崇信されている。
(遠石八幡宮社務所)
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最終更新日:2014/01/18