和田利右衛門
和田利右衛門は和田家三代盛慶に石丸家から養子に入り四代目として家督相続した。
十五石持弓の徳山藩士である。
利右衛門は山口県内30ヶ所以上の神社やお寺に燈篭、鳥居、水船、宝塔等を寄進している。東は高森から西は山口までに及び、また、この寄進は文政2年(1819)から文久2年(1862)まで、延々44年間にも亘って続けられた。
たかだか十五石取の下級武士が、莫大な費用のかかるこのような寄進をどのような訳あって行ったのかについては、次のような物語が伝わっているので、次項のリンクを参照されたし。
和田利右衛門の石碑
徳山地方郷土史研究第9号清木素「和田利右衛門の寄進石造物の追跡」
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最終更新日:2024/03/04