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大野直輔桜百本植樹の碑

大野直輔

天保12年(1841)徳山藩士大野篤直の三男として徳山に生れる。藩校の興譲館に学び、また、萩の明倫館に入る。文久年間、藩主に伴い上洛、周旋方、京都留守居役等を勤める。元治元年遊軍諸隊に西洋式を用いさせ、有志の士民を糾合して山崎隊を組織し、自ら総監となる。戊辰戦争の最中、慶応4年(1868)3月、徳山藩主の世子、毛利平六郎(後の元功公)の従者として英国に赴く。渡英後は経済学を学び、明治6年に帰国。大蔵省租税局に出仕し、造幣局長、預金局長、銀行局長などを経て、会計検査院部長となる。その後、帰郷、悠々自適の生活で、郷土徳山の為につくした。徳山動物園はかつて藩主を祀った祐綏神社があった場所で、直輔はその境内に桜の木百本を奉納した。その後、桜の名所となる。大正10年(1921)81歳の生涯を終えた。

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明治43年 桜の木百本奉納

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