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周南の文化ゾーン/桜並木と毛利庭園の名残

周南市美術博物館

平成7年(1995)開館。現在は公益財団法人周南市文化振興財団が管理・運営し、同館とともに周南市文化会館、周南市市民館、周南市郷土美術史料館、尾崎正章記念館も運営している。同財団が1991年に設けた林忠彦賞の事務局も同館内に置かれている。

宮崎進・岸田劉生・まどみちおら、郷土ゆかりの芸術家をはじめ、日本国内はもとより、広く世界的な視野に立った美術品を扱う美術部門、周南出身の写真家林忠彦の作品を中心にした写真部門、郷土の歴史や文化に関わる資料を扱う歴史部門を併せ持ち、隣接する音楽・劇場ホール施設(文化会館)などとともに周南地域の文化ゾーンの一翼を担っている。

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<周南市美術博物館>

周南市文化会館

昭和57年(1982)に徳山市文化会館として開館。山口県最大の大ホールの収容人員は1800名。平成の大合併で周南市が誕生したことに伴い、平成15年(2003)に現在の名称になった。

文化会館は、かつての徳山藩館邸跡地に建てられており、文化会館の前庭には岸田劉生記念碑、大阪城築城の際の残石などがあり、隣接する周南市美術博物館などと共に周南市の文化ゾーンを形成している。古より前方に続く桜並木は、春になると見事な桜のトンネルを作り、桜吹雪舞う風景は圧巻である。

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<周南市文化会館>

文化会館2-1

<周南市文化会館>  毎日興業(株) 中城昭江撮影

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<岸田劉生の石碑>

岸田劉生は昭和4年満州旅行の帰途に徳山に立ち寄り、その際、病気にて没す。

武者小路実篤、梅原龍三郎、川端康成の揮毫により、それぞれ三面に記されている。

 

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<周南市文化ゾーンシンボルモニュメント「風の起点」>

萩出身工芸作家 松野龍司制作 文化会館前に設置

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<文化会館を取り囲む白壁>

文化会館は徳山藩館邸の跡に建てられている。

その名残を残す白壁や遺蹟が前庭中心に残されている。

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<大阪城築城の際の残石>

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<文化会館前の毛利庭園の名残>

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<庭園に設置されている徳山藩の説明板>

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<徳山開府350年記念碑>

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< 緑 佐藤忠良1989年>

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< 足を組む女 笹戸千津子1983年>

周南市出身の彫刻家

 東京造形大学の第1期生として佐藤忠良に師事し、長年師のモデルを務める。

桜並木春-1

<文化会館へ続く桜のトンネル>   毎日興業(株) 中城昭江撮影


公開日:
最終更新日:2020/11/27

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